少し、時間が経過してしまいましたが・・・💦

2月14日(月)に開催した、羽根小学校5年生、認知症サポーター養成講座の4限目の様子をお伝えします(^^♪

プリントを使って、3限目のおさらいをしてから・・・

絵本「ばあばは だいじょうぶ」の各場面を振り返って、下記の4つのテーマについて、グループで話し合ってもらいました。

 テーマ⓵:ばあばは、どうして隣の家の花壇をめちゃくちゃにしてしまったのか?

 テーマ②:ばあばが、イチゴジャムを全部食べてしまったので、ばあばを怒ってしまった孫のつばさくん。どんな言葉をかけるといいかな?

 テーマ③:孫・つばさくんが、ばあばの部屋にいかなくなった理由を、ばあばは分かっていると思うかな?その理由は何だと思う?

 テーマ④:ばあばは、今、どんな気持ちでいるのかな?

オンライン開催なので、画面越しに私たちも各クラスの様子をじっくり見学👀

講義中は、小学校側の音声をオフにしてもらっていましたが、子どもたちの話し合っている様子を少しでも身近に感じたくて・・・

グループワーク中は、音声ONにして、少しでも臨場感を味わえるよう、工夫してみました🍀

▲音声も、お届けしたい・・・📢みんな、とても活発に意見交換をしてくれていましたよ♥

また、各グループには、みんなの意見を目でも確認できるよう、1枚ずつホワイトボードが用意されています。

そこへ、メンバーから出た意見を、子どもたちが丁寧に書き上げています。

みんな、積極的に意見を出し合っています。

グループワーク後には、各クラスから発表してもらいました🎶 テーマ別に各クラスを指名しました(本当は、どのテーマもみんなに発表してもらいたかった・・・💦時間の関係上、申し訳ありませんでした😢)

⓵~④のテーマについて、みんなからたくさんの温かく、優しい意見がよせられました💕

 

テーマ⓵:ばあばは、どうして隣の家の花壇をめちゃくちゃにしてしまったのか?

【みんなの意見】

・花が好きなので、切ってもって帰ったんだと思う。(2組)

・3限目の授業で認知症は、場所が分かりにくくなることもあると知った。だから、お隣の家と気づかずに自分の家だと思った。(2組)

 

テーマ②:ばあばが、イチゴジャムを全部食べてしまったので、ばあばを怒ってしまった孫のつばさくん。どんな言葉をかけるといいかな?

【みんなの意見】

・優しく理解してあげられる声かけをすると良いと思う。認知症を悪化させないようにしたい。(3組)

・ばあばに、「おいしかった?」と聞く。心配させないようにする。(3組)

・もうすぐ消費期限が切れるところだったから、食べてくれてありがとう、という。(4組)

・忘れてしまうことを学んだ。どれだけ食べたらいいのか分からなかったから、とってあげる。(4組)

・おいしかった?と優しく聞いてあげる。優しい声かけをする。(4組)

 

テーマ③:孫・つばさくんが、ばあばの部屋にいかなくなった理由を、ばあばは分かっていると思うかな?その理由は何だと思う?

【みんなの意見】

・理由は分からないかもしれない。相手の気持ちが読み取りにくくなっているかもしれない。(3組)

・認知症で、忘れてしまうかもしれない。(3組)

 

テーマ④:ばあばは、今、どんな気持ちでいるのかな?

【みんなの意見】

・「何で来ないのかな?(つばさくんが、ばあばの部屋に)」と不安になる。心細くなる。(1組)

・悲しい。心細くて不安(1組)

・「悲しいなあ」「認知症になっても、孫のつばさは忘れないようにしたいな」「何か悪いことしたかな」「つばさの好きなお菓子があるのにな」(2組)

・ばあばは、嫌われたのかな?と心配な気持ちになっていると思う(2組)。

▲画面越しに、ホワイトボードを見せながら、一生懸命に発表してくれました😆

先生方も、子どもたちの意見を一つずつ丁寧に板書してくださいました。

登場人物の立場にたった、思いやりのある意見、また、3限目に学んだ「認知症の基本的なこと」を振り返りながら丁寧に発表してくれました!!

最後に、もう1回、今日の授業の復習で、みんなで楽しく♬ ○×クイズをしました(/・ω・)/♬

もんだ~い♬

みんなが画面越しに、元気に

「まるっ!」 「ばーつ!」とジェスチャーしてくれています!

教室での様子はこちら!▼😆

授業の最後には、

💡ねらい・目標③💡 自分にできることは何か考えてみよう!

ということで、今日学んだことの総合的な振り返りをしました。

そして、岡崎市役所長寿課の金子様から、愛知県が発行している「わたしができること」のパンフレットの概要を説明していただきました。

例えば、左右違う靴を履いている、季節に合わない服装をしているなど、少し様子が心配な方や困っている方を見かけた場合、無理に一人で対応せず、お家の人や先生などに報告・相談するようにと、お伝えしました。

そして、最後には、「認知症キッズサポーター」の証として、5年生のみんなに「サポーターカード」を配布しました✨

【オモテ面】

【ウラ面】

135名の新たな認知症サポーターが誕生しました!!(*^▽^*)

コロナ禍で、オンライン授業となってしまいましたが、羽根小学校5年生のみんなと貴重で有意義な時間を過ごすことができました!!

日頃、高齢者支援に携わる私たちの方が、小学生のみんなから、

「相手を思いやる気持ち」

「相手に寄り添っていく姿勢」

「安心できるように関わり続けること」

の大切さを、学ばせていただきました!

羽根小学校5年生のみんな、先生方、ありがとうございました!

来年度は、対面でお会いできるのを楽しみにしています(*^▽^*)♥

(記事担当:O)