今年も梅雨入りしました☔
東海地方の梅雨入りは6/10(水)。例年より少し遅れました。


雨に濡れる紫陽花は情緒がありますね😊
紫陽花の花の色には土の酸度が関係していて、酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなると言われています。
咲き始めは緑、白、そして青や紫に色が変化していくので不思議です。

梅雨は湿度が高く、蒸し暑い季節です。
こんな季節は「食中毒」の危険性が高まります。
厚生労働省のホームページでも「食中毒予防」の注意喚起の情報が掲載されています。

食中毒予防の3原則は、食中毒菌を
①付けない
②増やさない
③やっつける

新型コロナウィルス感染予防で行っている“手洗い”は食中毒予防にも有用ですね!!!

さて、
一人暮らしの80歳代の母(Bさん)が転倒を繰り返すので介護保険の申請をしたい
転倒を心配する次女のAさんから電話を頂きました。
状況の確認をするため、ご自宅へ訪問させていただきました。

みなさん「転倒する」というと、どんな状態をイメージしますか?

「動かなくなって、足腰が弱ってきたからリハビリをして欲しい」と話されるAさん。

ちょっと待ってください!
「動かない」原因は?
「転んでしまう」原因は?
この原因を探っていくことが重要です。

転倒の原因は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、身体状況です。
○加齢に伴う身体の状態の変化
・筋力が弱くなる
・バランスが悪くなる
視野や視力が悪くなる
・感覚が鈍くなる など
○精神・心理面
・焦り、不安
注意力不足 など
服薬状況
・服用している薬の種類、数、飲み忘れ など
○転倒を引き起こす可能性が高い病気
・脳梗塞後遺症
・パーキンソン病 など
視力や視野、服薬は見落としやすいポイントになります。
特に、服薬状況で大切なことは「眠剤」です。
朝の転倒が多い場合は、眠剤の作用が持続している場合もあります。

2つ目は、生活環境です。
○履物
・室内ではスリッパ、屋外ではサンダルなど、かかとや滑り止めがない履物を使用している
○床の状態
(小さい)段差がある。特にすり足気味になっている高齢者では、2cm以下の段差が危険!
・滑りやすい床材やじゅうたん等のデコボコのある敷物
明るさ
・夜間などの足元の明るさ
・曇りや雨の日の採光 など
床の障害物
・電気コード
・カーペットなどの折れ端 など
○階段・段差の手すりの有無
○自宅周辺の環境
・坂の有無
・車の往来状況
・スーパーまでの距離や道路の様子 など

Bさんの自宅に訪問し、Aさんと一緒にお話ししました。
介護保険申請の手続きをさせていただきましたが・・・
Bさんの視力を確認し、眼鏡をかけることをお勧めしました。
簡単にできる運動「椅子からの立ち上がり」等も紹介!
また、スリッパをやめて、家の中を明るく保つことが転倒予防につながるとお伝えしました。

「転倒」を防ぐために、すぐに出来ることは沢山あります!
まずは、どんなことでもお気軽に地域包括支援センターにご連絡ください☎

訪問途中で見かけた畑です。

ナスがたわわの実っています😋


とまとが鈴なり!収穫が楽しみですね🍅


かぼちゃ? 調べたらズッキーニでした😱
畑の野菜は雨を浴びて生き生きしていました🎶

梅雨を楽しみ、乗り切りましょう☺

(記事担当:M)