今日は風は強いですが、温かな日です。
季節は少しずつ春に向かっていますね😊
雨上がりの蝋梅が甘い香りを放ち、雨粒でキラキラしています✨
温かい春が待ち遠しいですね!
さて、
日々の業務から・・・
今回は、「認認介護」です。
皆さん「認認介護」って、聞いたことがありますか?
何となくイメージが出来ると思いますが、認知症高齢者の介護を認知症である高齢の家族が行うことです。
はじまりは、年末の岡崎警察署からの連絡です。
「90歳代の男性Aさん。”家が分からなくなった”と言われています。自宅に一人で帰って頂いて大丈夫でしょうか?」
ご年齢は高いですが、今までに相談を受けたことはない方でした。
そこで、地域のことをよく知っていらっしゃる地域の民生委員さんに連絡📞
さすが、民生委員さんです。
90歳代のAさんと、80歳後半の妻と2人暮らしで気に掛けて下さっていました。
早速、警察からの連絡内容をお伝えすると”警察署に連絡し、ご自宅に行ってきます!”と対応して下さいました。
そして年が明け・・・
先日、遠方の長男さんから相談の連絡を頂きました。
「母が心筋梗塞で入院して、退院してくるんですが・・・」
困りごとを切々とお話いただきました。
Aさんについて
・排泄の失敗が多く、家の中が大変なことになっている。
・お風呂に入るのを拒み、いつお風呂に入ったか分からない。
・外に出掛けると、迷って家に帰れなくなるかもしれない。
妻について
・Aさんの排泄の失敗に無関心で片付けがされていない。
・家の掃除が滞り、家の中がごみだらけになってしまった。
・買い物には行っていたようだが、冷蔵庫の中身がパンパンで賞味期限切れの食品が山ほど出てきた。
介護保険の申請をお勧めし、ケアマネージャーさんを紹介させていただきました。
ケアマネージャーさんが長男さん、Aさんご夫妻から「どのように生活していきたいか」をうかがい、安心して安全に生活できる環境を整えて下さいます!
Aさんの場合
妻が「認知症」と認識していなかったためAさんの受診が遅れてしまいました。介護をされていた妻も認知症を発症されたことで気づかないうちに生活に支障をきたす状況になりました。更に、介護によるストレスも1つの要因となり、妻が心筋梗塞を発症してしまいました。
「便りがないのは良い便り」と言いますが、1人暮らしの高齢者、高齢者世帯の場合は要注意です!
自ら”SOS”を発信することは、年齢を重ねるほど難しくなるのが現状です。
「私の親はまだ大丈夫!」ではなく、つかず離れず程よい距離で・・・
「お互いの生活を知る」ことを心掛けてみて下さい!
スクエアガーデンの入所者さんが、可愛い雪だるまを制作⛄
週末は気温が下がり寒くなります。各地で雪の予報が出ています❄
寒さ対策を万全に、風邪を引かないように気を付けましょう!
もうすぐ立春🎶
当センターのスタッフが担当する方から、「鬼」の力作が届きました👹
昨年の「こいのぼり」に続き、親しみを感じる作品に癒されますね😊
“春”に向かい、気持ちは明るく過ごしましょう🌷
(記事担当:M)