7月8日(水) 午前5時30分
岡崎市は大雨による土砂災害(5段階の警戒レベルのうち、警戒レベル4)の恐れがあるとして、細川小学校区、奥殿小学校区、岩津小学校区、恵田小学校区に避難勧告を出しました。
九州地方や岐阜県、長野県では河川の氾濫、土砂災害等の大きな被害が出てしまいました。
顔をあげ、前を向き、力強く・・・
頑張ろう!にっぽん!!!
今週も雨が続き、週間天気予報では、来週も☔/☁が続いています。
いつ起こるか分からないのが災害です。
もしものときに備え、私は「非常持ち出し袋」を点検しました。
・お水やレトルト食品の賞味期限
・懐中電灯(乾電池)の点灯
・スマホのバッテリーの充電
皆さんも防災グッズの点検をして、いざという時に備えて下さい👷
さて・・・
日々の業務のエピソードを紹介します。
「夜、Aさんが転んでいるところを通行人の方が発見し、当院に救急搬送されました。」
病院の相談員さんから相談をいただきました。
Aさんは、80歳代のお1人暮らしの女性です。
搬送時には気が動転し、長女さんの連絡先も病院のスタッフに話せない状況だったそうです。
幸い“あんしん見守りキーホルダー”を持っておられたので、登録番号から名前等のAさんの情報と、緊急連絡先を救急隊員から病院側に申し送られました。
しかし、「長女さんの連絡先に電話をしても通じない」と病院の相談員さん。
直ぐに、Aさんが住む地域の民生委員さんに連絡。
「Aさんが朝出掛けるときには挨拶したんだけど。暑くなってきたから夕方散歩に行かれるときもあってね。」
日頃からAさんのことを気にかけ、見守って下さっていました。
民生委員さんから長女さんの携帯電話の番号を教えていただき、病院へ情報を提供。
無事に長女さんと連絡がとれ、ホッとしました。
羽根・城南学区では、高齢の1人暮らしの方に民生委員さんが災害時避難行動要支援者支援制度への登録をお勧めしています。
この制度では、登録者一覧表を地域の総代さん、民生委員さん、福祉委員さんが共有し、災害発生時だけでなく、日頃の見守りなどに活用されています。
また、希望者には“あんしん見守りキーホルダー”が配布されます。
Aさんのように、緊急時には消防や警察と情報が共有され迅速な対応がされます。
「私は大丈夫!」と思っていても、いざという時に備えて登録されることをお勧めします。
後日、長女さんが介護保険申請のために来設されました。退院も近いそうです。
長女さんから「母のことを助けてくれた女性が3人見えたそうで、お礼をしたいんですが連絡先も分からなくて・・・」とお話しをうかがいました。
岡崎市には、優しい方がたくさんいらっしゃいます☺
いたわり愛がいっぱいで、とても心が温まり嬉しく思いました。
セミが鳴きはじめました。梅雨明けが待ち遠しいです🐸
暑い夏はすぐそこまで迫っています。
引き続き、熱中症に気を付けて過ごしましょう☺
(記事担当:M)