介護保険は、元気にお過ごしの地域の皆さんには馴染みのない制度だと思います。
『要介護状態』にならないために、日頃から“健康”を意識して過ごされることが大切です。
気をつけていても『介護が必要な状態』となってしまった場合に頼りになるのがケアマネ(介護支援専門員)です。

ケアマネ(介護支援専門員)とは・・・
要介護者とその家族の介護生活をマネジメントしてくれる存在です。介護や福祉等の豊富な知識と経験を活かし、要介護者の自立を目指し、介護される本人と家族の希望を汲み取ったケアプランを作成します。

地域包括支援センターでは、主任ケアマネが中心となり、地域で活躍されているケアマネさんに向けて、研修や交流会等の企画をしています。
ケアマネ同士の“顔の見える関係づくり”と、お互いに学び合い、スキルアップできるよう努めています。

今日は、今年度初のケアマネ交流会を岡崎圏域にあるふじ地域包括支援センターなのはな苑地域包括支援センターと共催で開催しました。

1.場 所:岡崎市南部地域交流センター・よりなん
2.講 義:自立支援に向けたリハビリテーションについて ~岡崎ごまんぞく体操を理解し体験してみよう~
  講 師:岡崎共立病院 リハビリテーション部 井内 勲氏

前半は、10月から変更される制度について講義を頂きました。

スライドや資料で分かりやすく教えていただきました。皆さん、熱心にメモを取られています。

後半は“岡崎ごまんぞく体操”について、講義だけでなく実際に体験もして頂きました!
先ずは、どんな筋肉を使い、暮らしでどんな動きが楽にできるのかを教えていただきました。
例えば・・・
「肩の筋肉を使うと買い物袋を持つのが楽にできる」
「太腿の大きな筋肉を鍛えると歩くときに楽に足が出る」
といった具体的な内容です。

体験の様子です。6種類の筋力体操を3回ずつ体験していただきました。

「結構効きますね!」「思っていたより大変!」「明日筋肉痛かも・・・」

地域の高齢者の皆さんは、10回ずつ筋力体操をされていますが、ケアマネの皆さんは3回ずつでも大変そうでした(笑)

介護保険サービスだけでなく、実際に地域で行われている高齢者の活動も支援されている方に紹介いただき
“ご近所の方との交流” “普通の暮らしの実現” 等の1つの方法として頂けたら嬉しいです。

ケアマネの皆さん、本日は参加ありがとうございました!
これからも 宜しくお願い致します。

(記事担当:M)