9月は防災月ですね。皆さまのご家庭では震災の備えはされていますか?

今回は要介護者のための防災、支援制度をご紹介します!

地震や水害などの災害が発生した時に、避難のために支援の手が必要になる方のために、岡崎市では地域内で支え合いう仕組みを支援しています。

それが「災害時避難行動要支援者支援制度」です。

Q.高齢者なら誰でも対象なの?

A.次の人が対象になります。

  • 65歳以上のひとり暮らし高齢者(ひとり暮らし高齢者実態調査判定者)
  • 在宅で介護保険の「要介護度3」以上の認定を受けている方
  • 65歳以上の高齢者のみで構成されている世帯で市に申し出をした方

*高齢者以外でも、障碍者手帳の交付を受けている方等も対象になります。

Q.高齢者は自動的に登録されるの?

A.支援を希望する方が岡崎市役所に申請・登録します。
「自分の情報を地域で見守ってくれる人に出してもよい」という条件があります。
市で登録者の情報を整理して「登録者名簿」を作り「地域支援者」に渡します。

Q.地域支援者って誰?

A.お住いの地域の
・町防災防犯協会長(主に町総代が兼務)
・学区防災防犯協会連合会長(主に学区総代会長が兼務)
・学区福祉委員会委員長
・担当民生委員児童委員
・その他地域で定めた支援者

Q.登録しておけば必ず支援の方が来てくれるの?

A.この制度は地域の助け合いによる制度です。制度に登録していても、地域支援者も被災しており避難支援ができるとは限りません。
避難の支援を待つだけでなく、「自らの命は自らで守る」の心構えが必要です。平常時から、地域との積極的な交流や必要な支援内容の伝達を心がけるようにしましょう。

まずは自ら防災準備 (東京都健康長寿医療センター作成)も参考にどうぞ!

防災の準備は、防災用品を整えることだけではありません。支援制度もご活用ください。

(記事作成:I)