10月に入り、朝晩が肌寒く、秋に突入したな~、と感じる気候ですが、皆様いかがお過ごしですか?

10月3日(日)朝8時から中村公園で行われた城南町の防災訓練に参加させていただきました!

皆さんマスクを着用し、受付では消毒が行われ、感染対策も実施されていました。

防災マップや水害マップなどの掲示があり…

町で購入された自家発電の紹介もされていました。この訓練にかかるマイクの電源として利用されていたようです。

小松防災部長からは町民の方に向けて、城南町の住民が被災した場合、どう行動したら良いかの説明がありました。

災害時には周囲に安全を知らせるための「黄色い布」を出しましょう、と町内ルールの呼びかけがありました。

次に、災害発生時にはいきなり避難所へ行くのではなく、まずは待避所へ集合。待避所で自宅には帰れないと判断した場合に避難所へ移動する、というルールの解説があり、1丁目、2丁目、3丁目の住民の方がどこへ避難するのか、具体的な場所の案内もされました

災害時はまずは自分の身を守る事、次に周囲の方の安全確保をすること、の原則についても再確認されました。

町内の防災訓練ではテレビやインターネットでは分からない「今この町で災害が起きたらどう行動したら良いのか」がよく分かります!

岡崎市の防災課による減災や防災に関する講話(これもためになるお話しがたくさん!)、戸崎の防災委員さんと民生委員会長さんからは、災害時避難行動要支援者制度についての紹介もありました。印象に残っているのは「自分のご近所さんにどんな方がいるのか、普段から気に掛けておいてもらいたい」と呼びかけがあったことでした。
普段からできる防災の互助活動ですね!

講話の後は消火器訓練災害時要支援者避難についての体験会です。
当事業所スタッフからは要支援者…高齢者など、避難に支援が必要な方の避難支援のため、車イスの使い方や簡易担架の作り方と使い方のポイント説明をさせていただきました。

車椅子体験の様子

小学生の女の子も「私がやります!」と名乗りをあげてくれました。
体験された方からは「車椅子に触るのははじめてでした。(介助で押すのは)結構重たいんですね!」と言われる方も。

シーツの両端を丸めて作った担架

シーツの担架は両端を丸めて持ち手にします。通常の担架より重たいため4人かかりで行いました。
体験者からは「シーツなら家にあるから出来るからいいね」「人手も結構いりますね」など、感想をいただきました。

シーツと物干し竿で作る担架

物干し竿2本にシーツを巻いてつくる簡易担架を体験している様子です。

写真はスタッフが救助される役をしていますが、背の高い男性も救助される人となって体験をしてくださいました。
「僕は重いですよー!」と言われていましたが、救護者役の皆さんが息を合わせて移動は成功!終了後は周囲から拍手が起こりました。

朝早くから役員さんたちも熱心に活動されており、参加されたたくさんの方が防災活動に真剣である印象を受けました。起こってほしくない災害ですが、もしもの時にも行動ができるよう町内の防災訓練は大変ためになる活動だなあと感じました。

今回は城南町防災委員の皆さまから体験の実施についてお声掛けいただき参加することができました!
お声掛けいただき、ありがとうございました!

(記事作成:I)