久し振りの更新になります。
9月も中旬に差し掛かり、一雨ごとに気温が下がります。
空の高さから“秋”を感じるこの頃です。
変化しやすい天候にも“”を感じますね。

訪問途中で見かけた鮮やかな花。
花を楽しめるのも、もう少しでしょうか。

ランタナは、花の色を変化させながら5月~11月、半年以上咲き続けるそうです。そこから「堅実さ」のイメージが生まれ、「厳格」や「確かな計画」などの花言葉が生まれたといわれています。


真夏の暑さにもめげずに咲くマツバボタン。5~10月が開花期なので、もう少し楽しめそうです。

鮮やかな花の色に目を奪われますね。

さて、今回は羽根学区福祉員会 在宅福祉委員会の活動を紹介します。
実は、岡崎市社会福祉協議会で発表される予定が、コロナ禍のため中止になったそうです。
とても素晴らしい内容だったので、シニアの暮らし便利帳実行員会で発表していただくことをお願いしました。

快く了解いただいたことに感謝です。

今回発表いただいたのは、在宅福祉推進部の部長さんです。
はじめに、羽根学区福祉員会の組織について、次に在宅福祉推進部の具体的な内容を説明されました。

岡崎市では“学区福祉委員会”が小学校単位にあります。
それぞれの地域の特性に合わせ、組織構成も異なっています。
“総代会”もですが、学区福祉員会の活動も地域福祉に力を入れている岡崎市独特の組織だと思います。

羽根学区では、高齢者の孤立化防止、見守り活動にも重点を置いています。
在宅福祉推進部は75歳以上のひとり暮らし高齢者に対し災害発生時支援のため災害時避難行動要支援者の登録を推進するだけでなく、平常時の安否確認の体制を整備する取り組みをされました。
H29.6月から福祉委員会、定例総代会で岡崎市第3次地域福祉計画の策定経過、趣旨説明。
H30.4月 福祉委員会総会で個別支援台帳の作成を地域支援者選任を要請。
H30.6月 総代会へアンケート調査を実施。
H30.12月 福祉員会役員会でアンケート集計結果報告、羽根学区版個別支援台帳様式を提案、採用。

一番素晴らしいと思ったことは「アンケートの実施」です。
「平常時の見守りが大切」という“地域の課題”に対し地域全体で取り組まれ、アンケート結果から客観的なデータをもとに分析されています。
客観的データを得ることで、次の活動の根拠になると思いました。

紹介いただいたアンケート結果です。
調査対象者のおよそ6割が週1回以上の親族の訪問がありました。
新聞、配食、介護サービス等を利用されている方を含めると、およそ9割の方が週1回以上の安否確認がされていました。

アンケートから「平常時の見守りが必要」と分かった、1割の方を地域支援者が挨拶を交わしたり、夜電気が点いているか等を気に掛け、見守りをされています。

毎日の生活の一部として、自然に見守っていただけることが「安心して暮らせる地域」だと感じました。

発表の機会がなくなってしまったことが、残念で仕方がありませんでした。

(記事担当:M)