朝から強い陽ざしが降り注いでいます。
今日も最高気温は35度を超える猛暑日となりそうです。
7/29(月)から猛暑日が10日間続いています。

総務省消防庁のホームページの熱中症情報(速報値)から・・・
7/29(月)~8/4(日)における熱中症で救急搬送された方は、愛知県は東京に次ぎ 全国第2位 1,342人でした。
また、全国の熱中症による救急搬送状況をみると 高齢者が54.3%を占めています。
発見場所は、住居(敷地内すべての場所をを含む)が41.0%となっていました。

暑さを感じにくく、汗をかきにくいのが加齢に伴う高齢者の身体的な特徴です。
冷房を嫌う高齢者の方が多いですが、安全のために冷房を付けて頂く事を推奨します。

さて、本題に戻ります。
本日 第3回「いつまでも若々しく 健康講座でアンチエイジング」を開講しました!

本講座は、、、
健康状態と要介護状態の中間とされる“フレイル(虚弱)”について、その要因や状態などの基本的な事項を学びます。
全5回のシリーズで行い、運動、栄養、お口の健康、社会参加等の講座に加え、講座の後にアンチエイジングを目指した運動を体験していただきます。

第3回目は、株式会社クリニコ 管理栄養士 岩田 安布氏をお招きし、「フレイルと栄養」~強いからだをつくるために必要な栄養は?~をテーマに講義を頂きました。

昨今、テレビ番組で 高齢者がタンパク質を多く摂るを推奨する放送がされています。
本講座では、加齢に伴いタンパク質の合成が低下することを説明いただきました。

とても興味深かったことが2点。

1点目は、75歳以上の高齢者がリハビリを行っている場合のタンパク質の必要量です。
タンパク質必要量の計算式 ➡ 1.2(タンパク質必要量[g/kg/日])×体重
体重50kgの高齢者の方は 60g/日 たんぱく質が必要となります。

具体的な食品例は・・・
ゆで卵 7個、サーロインステーキ500g、真鯵 4尾
「とても食べられる量じゃない!」と思いませんか?!

献立の例を見て「これなら食べれそう!」とホッとしました。

2点目は、タンパク質を摂取するタイミングです。
「高齢者は運動直後のタンパク質摂取が筋肉量増加に有用」
運動した後の効果的な栄養摂取。筋肉量が増加することで、運動能力が改善します。

最後に、第1回目の宿題の運動について復習しました。

ご自宅でも、皆さんコツコツと取り組まれている様子で驚きました!
1人で時間を決めて行うのは、大変なことだと思います。
暑いので体調にも気を付け、無理のないように続けていただけたらと思います。

本日は、参加いただきありがとうございました!

次回は、9/11(水) 13:30~15:00に、岡崎老人保健施設 スクエアガーデンで開催予定です!
皆さまの参加をお待ちしています!

(記事担当:M)