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2019年度 多職種交流会を開催しました!

今日は、岡崎圏域の地域包括支援センターが合同で、多職種交流会を開催しました。

岡崎圏域の地域包括支援センターは・・・
岡崎・福岡小学校区  なのはな苑地域包括支援センター
小豆坂・上地小学校区 ふじ地域包括支援センター
城南・羽根小学校区  スクエアガーデン地域包括支援センター
6か所の小学校区、3つの地域包括支援センターとなっています。
岡崎圏域にある3つの地域包括支援センターでは、岡崎圏域で生活される高齢者が安心して過ごせるよう、月に1度集まり“地域ケア会議”を開催しています。

本日開催された“多職種交流会”も、この地域ケア会議で何度も検討し、準備を行いました。

多職種交流会とは・・・
医療・介護・福祉の現場で働かれている皆さんが職種を超えて、高齢になっても住みやすい地域づくりを見つめるための意見交換会です。在宅医療・在宅ケアが円滑に進むように、地域における多職種間の連携を更に強化するための顔の見える関係づくりを目的に行われています。

本日のテーマは「多職種で考える自立支援」です。
内容は、1部 基本説明会(講義)、2部 多職種が事例で考える自立支援(グループワーク)でした。
参加頂いたのは、ケアマネージャーさん、ヘルパーさん、デイサービスのスタッフの皆さん等です。
忙しい業務の合間に時間を作っていただき、1部は35名、2部は25名もの方が参加下さいました!

1部の様子です。地域包括支援センターのスタッフから、介護保険制度の変遷から介護保険利用者の状況、予測される課題等の説明をさせていただきました。参加者の皆さんは資料に書き込みをする等、熱心に聴講して下さいました。

皆さんは、高齢者の「自立」ってどんなことだと考えますか?
講義では、国が想定している「自立支援」の考え方を共有する事が出来ました。

1部の内容を踏まえ、2部がスタートしました!

事例は「名古屋に同窓会に行きたい!」と希望を持つ70歳代の女性です。
今どれくらい歩けるのか?
家の周りの環境は、坂があるのか?バス停は近くになるのか?
家族の協力は?
次々に、話題が上がりあっという間にグループワークの時間が過ぎ、発表に移りました。

グループの発表から、私も多くの「気づき」があり、とても勉強になりました!
最後に参加頂いたヘルパーさんの感想を紹介します。
「ヘルパーは“やって欲しい”ことを依頼を受けている。この人にとって支援することが良いことなのか葛藤する事がある」
生活される高齢者の皆さんが、暮らしたい生活、望む暮らしを過ごすために、私たち支援者はご本人やご家族と共に考え、話し合い最善を尽くすことが大切なのだと、改めて考えることができました。素敵な言葉をありがとうございました!

繰り返しになりますが・・・
お忙しい中、貴重な時間を作って参加下さった皆様に深く御礼申し上げます。

岡崎圏域の介護サービス事業所の皆さんは、とても真剣に、熱く、高齢者の皆さんの生活を考えて下さる心強い応援者です!

(記事担当:M)

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