私たちは地域の方に シニアになっても健康を維持する方法 や、介護保険などの制度の紹介などの講座を無料で行っています。
場所は地域活動の場や高齢者サロンなどに出向く「出前講座」の形式で行っており、今年度は12月までの間に各所から16回お招きいただきました。(今後も予定が入ってます!)

その中でも「江口仲良しクラブ」で行っている定例会に、連続で講座の依頼がありましたので、報告をします。
7月~11月にかけて5回シリーズで開催してきました。
70代、80代の方が中心の会でしたが、全ての講座に参加してくださった方もいて大変うれしく思っています。

そこで行った出前講座の内容は…

①介護保険制度について
介護保険制度とは何か。申請の手続きや流れ、岡崎市が行うサービスの解説をしました。

②続けられる運動のすすめ
生活に取り入れやすい運動について、岡崎共立病院の理学療法士のスタッフが実技を交えてお話ししました。
体のしくみの解説から、腰痛が起きやすい動作や家事をする時のポイントについても解説しました。

③納得!健康情報
食中毒についての講義を行いました。
食中毒はどうして起きるのかの解説と具体的な予防の方法についてお伝えしました。

④元気だからこそ終活
岡崎市の「終活ノート」を配布し紹介をしました。
将来認知症になった場合、急に体調が悪化した場合、自分のケアをどうしてもらいたいのか書き残すメリットや、遺言の種類などについてもお話しました。

⑤脳を鍛えていきいきライフ
岡崎共立病院の作業療法士より、認知症のしくみと、予防になる生活のポイントを解説しました。
実際にご自宅でもできる脳トレ、コグニサイズもみなさんと一緒にトライしてきました!

でした。

アンケートを行ったところ、いずれの講義も9割以上の方から「ためになった」と感想をいただけました。
認知症予防になるような脳トレがしたい介護保険などの制度や岡崎市が行っているサービスについてもっと知りたい、というお声が多かったので、来年度の出前講座の内容の参考にしたいと思います。

出前講座のご依頼については当センターで随時受け付けております!内容についてはお電話でお問い合わせ下さい。
1か月以上準備期間があるとありがたいです…よろしくおねがいします

【次回ブログ予告】

ところで、④の終活のお話の中で遺言の種類についてのお話をしたところ、
「専門職と公正証書遺言を作ったのだけれど、開封の時には家庭裁判所の検認が必要なのでしょうか」
と質問をいただきました。知識不足でその場で回答する事ができなかったため、法務局へ問合せのお電話をしたところ、
「自宅保管している場合は家裁での検認が必要」
という回答でした。

今まで法務局の方とお話する機会はなかったのですが、この質問がきっかけで法務局にお邪魔することに…!

法務局のお仕事のひとつ、遺言や遺言保管申請についてのお話を伺うことができました。

また次のブログにてご紹介します!!

(記事担当:I)