5月のさわやかな風の中・・・
”さわやか”というよりは”猛暑”の方がピッタリくる日となりました。

小学校の先生方、地域の皆さんが昨日からテント等の設営を行い、本日も早朝から準備をされていました。

当センターも城南学区社会教育委員長さんがご配慮下さり、防災部の皆さんのお隣りに1つブースをいただくことができました。

高齢者に優しいまちは、みんなに優しいまち”をスローガンに手作りリーフレットとティッシュをオリジナルで作成。
城南地区民生委員児童委員協議会(以下、民生委員)と協働し、民生委員さんの啓発用チラシと一緒に
参加される地域の方、応援されるご父兄、地域の皆さんに”地域包括支援センター””民生委員児童委員協議会”の周知活動を行いました。

「ご近所の人が道に迷っているところを発見したら・・・あなたはどうしますか?」
リーフレット類と合わせて、アンケートを行いました。

小学生の子ども達から80歳の方まで、115名の方が協力くださいました。
ご協力いただきました皆さまに、深く感謝いたします。

小学生の優しい声
・「どこに行こうとしてますか?」と聞いて、どこにいくか教えてくれたら連れて行ってあげる。
・「どうしましたか?」と声を掛けて、知っているところなら案内する。知らないところなら交番まで一緒に行ってあげる。
小学生のお母さんの声
・声を掛ける。110番に電話する。
・「どうしましたか?」とその人の顔を見て、声を掛け、困っていることがあったら助けてあげます。
地域の方の声
・知っている人と明確であれば何かしら手助けします。また、警察に連絡します。
・知っている人なら、その家族を呼びに行きます。

ご紹介できないくらい沢山の 温かい心をいただきました。
私がアンケートの協力をお願いした40名弱の中に、3人もの方が「実際に認知症のおばあちゃんを見掛けて、声を掛けました」と体験談をお話しくださいました。
「車に乗ってもらい、言われた道順で走るけど、家にはたどり着かず困って警察に連絡しました」
「家を探していると、迷ってしまった方のご家族が探しているところに偶然出会い、帰宅されました」
「迷っている様子だったから声を掛けたけど“大丈夫です”と言われると、何もできなくなってしまう」
本当に、身近なところで道に迷われて困っている方がいるんだと驚きました。

高齢者に優しいまちは、みんなに優しいまち
地域の皆さんとともに、一緒に地域づくりに携わることができたら嬉しいです!

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(記事担当:M)