こんにちは。朝・夕と少しずつ秋の風を感じるようになりましたね。
今回は、家庭での正しい血圧測定の仕方をお伝えしようと思います。
血管や心臓の病気は、夏よりも冬の方が多い傾向にあります。寒さの影響で血管や交感神経が緊張し血圧が上がることが、原因の1つに挙げられます。
なかでも冬の温暖差が原因で脳の血管が破れやすいくなるため、「脳出血」のリスクが高まります。
病気から自分の身を守るためにも、自分の血圧の値を知ることが大切です。
高血圧診断基準 (特定非営利活動組織 日本高血圧学会より)
病院で測定する場合
収縮期血圧(最大血圧)140mmHg以上、または拡張期血圧(最小血圧)が90mmHg以上
自宅で測る家庭血圧の場合
収縮期血圧(最大血圧)が135mmHg以上、または拡張期血圧(最小血圧)が85mmHg以上
家庭血圧の正しい計り方(特定非営利活動組織 日本高血圧学会より)
・上腕血圧計を選びましょう。
・朝と晩に測定します。
朝の測定:起床後1時間以内・朝食前・服薬前
晩の測定:就寝直前
・トイレを済ませ、1~2分椅子に座ってから測定します。
・1機会原則2回測定し、その平均を取ります。
・ 測定の結果は記録するようにしましょう。
血圧は、少しの環境変化や精神状態にも敏感に反応し、測り方次第で、数値が大きく変わってしまいます。
血圧の誤差を最小限に抑えることが正確に測るポイントです。
血圧が高めだと感じましたら、まずはかかりつけ医にご相談ください。
(作成記事:I・E)