皆さん“キッズデイズ”って聞いたことがありますか?

岡崎市では、今年度から“キッズデイズ”を新設しています。
10月第1週の水・木・金が休業日に設定されます。
今年度は、10/2(水)~10/4(金)の3日間でした。
(詳しくは、2019.3.1市政だよりOKAZAKIを参照してください)

5連休明けの今日。
城南小学校 5年生の皆さんの1時限目の授業の時間をいただき「認知症サポーター養成講座」をさせていただきました!

城南小学校 5年生の先生から「福祉」について学ぶために、外部講師を招き授業をお願いされていると伺いました。
その貴重な1時限をいただいて、授業をするのは責任重大です!!!
5年生の子ども達に少しでも“認知症”について知っていただきたいという思いで、事前に先生方とも打合せをして授業に臨みました!

最初は5年生の皆さんの事を教えてもらいました。

5年2組の授業の様子です。
5年生の皆さんは、足が速い子、絵が上手な子 等々、色々な個性を持っていました。
お年寄りも同じように、折り紙が得意な人、ゴルフが好きな人 等々5年生の皆さんと同じように、色々な個性を持っています。

続いて「認知症サポーター養成講座」のテキストに沿ってスライドを使って授業を進めます。

5年1組の授業の様子です。
「きおくのつぼ」を使って、若い方、お年寄り、認知症の方のつぼの変化をみます。

認知症の説明をさせていただいた後、「ばあばは、だいじょうぶ」(童心社、楠章子作、いしいつとむ絵)という絵本を読み、聞いてもらいました。

5年生の皆さんは、静かに考えながら聞いてくれました。


感想の発表では、自分の言葉で感想を発表してくれました。
感想を一部紹介させて頂きます。
「おばあちゃんは忘れてしまうけど、紙に忘れてはいけないことを書いて忘れない努力をしていて驚きました」
「つばさくんは、最後はとても優しく変わっていました」
「私のおばあちゃんにも、優しくしようと思いました」
「認知症は大変だと思いました」
「おばあちゃんは悪いことをしていると思っていることが分かった」
5年生の皆さんは「認知症」の人は、忘れてしまう事があっても、皆さんと同じように悩んだり、考えたり、悲しんだりすることに気づいています。

いつも感じますが、子ども達から私たちが学ぶことが本当に多いです。

「福祉」のことをたくさん学び、感じ、考えることは
“ひとに優しい人”について、自分のなりに咀嚼し、身に付けることに繋がると思いました。

慣れない授業を熱心に聞いてくれた5年生の皆さん、ご協力くださった、担任の先生方に深く感謝いたします。
ありがとうございました!

(記事担当:M)