10月16日(土)17日(日)城南学区社協委員会防災部にて「地震による大規模災害に備え避難所生活を体験しよう」をテーマに避難所1泊体験が開催されました。
当事業所からは「健康管理室」という立場でお邪魔しました。
当日の様子を簡単ですが、お伝えしたいと思います。
避難体験に来られた方は、まずは受付で名前、住所、年齢を記入します。
宿泊方法は、小学校体育館、運動場内で車中泊、持参したテント内の3種類のうちひとつを選びます。
城南学区の住民が約120名程参加され、約半分ぐらいの方が宿泊されました。
体育館での宿泊の様子
体育館は1家族分が2M×2Mの区割りがされており、約50家族分が用意されていました。参加者は各々自分の寝泊まりするスペースが過ごしやすくなるように、事前に防災委員が準備した段ボールやフェルトを利用してベットや椅子を作成します。寒さ対策として家から毛布や寝袋を持参されている方もみえました。
私たちは体育館内を靴下で移動していたのですが、床が冷たく、足元から体が寒くなりしもやけができそうでした。災害時は被災者全員分のスリッパはないと思うので、体育館シューズや室内用のくつの準備の必要性を感じました。
車中泊の様子
小学校の校庭に順番に駐車している様子
車中泊の方は後部座席を倒しその上に布団を引くなどして、身体が痛くないように工夫されていました。半分以上の方が「いびきをかいて他の人に迷惑を掛けることが心配だから(笑)」と車中泊を選ばれていました。
夕食は炊き出しの肉うどんとおにぎりの配給がありました。寒い中で食べた肉うどんは、身体も心もあたたまりましたよ。
また、子ども達向けに絵本の読み着替えや輪投げ、教室を利用して映画鑑賞等のレクリエーションも準備されていました。
教室での映画鑑賞の様子(写真は準備中のものです)
防災訓練を行う事で、実際に災害が起きた時に何を準備すると良いかの確認もできました。日頃から訓練をすることでいざという時にスムーズに対応・行動することができると思います。
私自身の勉強にもなったので、このような機会がありましたら、是非参加させていただきたいと思います。
編集:E・I