10月7日(火)に行われた羽根学区福祉委員会在宅福祉部研修で、“介護保険制度”と“成年後見人制度”についてお話してきました。
「介護保険制度についてなんとなく知っていたけど、詳しく聞けてよかった」「成年後見制度の相談窓口が分かり良かった」等の感想をいただきました。
参加された方々、メモを取りながら熱心に話を聞いてくださりありがとうございました。

さて、皆さんは介護保険制度や成年後見制度についてご存知でしょうか。
・介護保険制度とは
高齢者の介護を社会全体で支える日本の社会保険制度です。高齢化が進み、核家族が進む中で、介護保が必要になっても住み慣れた地域で自立した生活が続けられるように支援することを目的として2000年4月に創設されました。市区町村が保険者となって運営され、基本的に65歳以上であれば、どなたでも申請は可能です。要支援1~要介護5の7段階の認定結果次第で、在宅サービスや施設サービスを比較的安価な料金で利用できます。
詳しくは、岡崎市HPへ https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1183/1139/p002252.html
・成年後見制度とは
認知症、知的障碍、精神障がいなどの理由で判断能力が不十分な人を支援するために、法的な軽減を与えられた後見人等が本人の意思を尊重しながら、生活状況や身体状況を考慮して、本人の生活や財産を守る制度です。岡崎市の場合は社会福祉法人岡崎市社会福祉協議会岡崎市成年後見支援センターが相談窓口になっています。
詳しくは、岡崎市HPへ https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1183/1146/p029610.html
介護保険制度については約25年前に創設され、高齢化に伴いサービスを利用する人も増えたことで、だいぶ認知度が上がり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
しかし成年後見制度は、介護保険制度と同じ時期に創設されたのに関わらず、認知度が低いように感じます。
利用にあたっては制限も多く使いづらさもあることから、現在改正案が審議されているところではありますが、本人の権利を守るために今後なくてはならない制度であるとは思います。当事業所でも必要に応じて個別相談の際にご紹介することがあります。
どちらの制度も地域包括支援センターでも相談には応じておりますので、お気軽にご連絡ください。
(担当:I・E)













