令和6年2月14日に岡﨑郵便局で認知症サポーター養成講座を開催しました。

認知症サポーターとは…
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする

活動です。(厚生労働省のウェブサイトより)

岡崎市内の郵便窓口業務の方、配達員、総務部の方など合わせて20名ほど聴講いただきました。

講座では認知症を発症する仕組みや症状についての解説や、業務の中での認知症の方への接し方の配慮する点についてお話しました。最後の質疑応答では窓口に認知症の方が来られた時に実際困ることや、身近な高齢の方の接し方として、病院受診への声掛け方法についてなどの質問が上がりました。みなさん「認知症」を身近に感じておられ、問題意識も高くもっておられると感じました。

アンケートでは、寄り添った応対をしたいといった心強いお声を多数いただくこともできました。

私たちの日々の業務でも、認知症の方の相談を多数受けています。

岡崎市の作成した認知症について知っていますかパンフレット(R6.11作成)によると、

認知症高齢者の数は団塊ジュニア世代が65歳以上になり始める2040年、岡崎市で推計すると約2.1万人の見込みです。つまり65歳以上の岡崎市民の5人に1人が認知症になる可能性があります。

とされています。

「養成講座」と書いてあるので大仰に感じるかもしれませんが、まずは認知症について知っていただくこと、家族や近所にいる認知症の方と接する際に少し気を付けると良いことのお伝えが中心となります。特に私は知ることが「認知症を発症しても安心してできるだけ地域で暮らせる」ことの第一歩だと考えています。

岡崎市の市政だよりには包括支援センター等が行う認知症サポーター養成講座の情報が適宜掲載されています。当事業所で講座を開催する際にはまた地域の回覧板などでお知らせいたします。ぜひご参加ください。

(記事作成:T.I)